第一章:デイトレで負け続ける理由 2話

 

第一章:デイトレで負け続ける理由 1話へ(前回からの続き)

 

 2話目になります。取引回数について、その続きになります。

FXトレードは、1か月30回ぐらいしかしなくても十分という強者もいれば、一日に100回ぐらいしても損益分岐点超えられる強者まで沢山いらっしゃいます。

 

彼らは自分自身のエッジを最大限に活かし、相場の呼吸を感じ取って最も得意なタイミングで仕掛けてきます。

 

今、この話をしても仕方がないのですが、それぐらいシビアにエントリーとエグジットをされていると理解してください。

 

っで、話は戻りますが、初心者の方はおそらく1日5回~多い方だと20回ぐらい取引してしまうのではないでしょうか。

 

5回に抑えられていたら立派です。

 

ちなみに僕は10~20回ぐらい毎日やっておりました(笑) FX1年生の頃は(笑)

 IMG_2037●業界では、常にスプレッド最前線に立っているJFXのマトリックストレード。

毎度、業界1位、2位を争うFX会社です。

 ドル円0.3pipsやユーロドル0.5pipsなど。豪ドル円までもが0.8pipsと一昔前のドル円より狭い。

 これだけスプレッドが改善されて個人トレーダーには勝ちやすい環境が整っている。

それでも、FXで勝つことが難しいのだろうか??

スプレッドが最も狭い部類に入る、JFX株式会社

 

 

■毎月のデイトレコストは資金の6%以上!?

FXデイトレで負け続けていたら諦めろ!

いわゆる、デイトレで1日平均4.5回トレードしますと、先ほどの計算通り、600円×4.5回=2700円がデイトレコストとして費用がかかります。

1万通貨の場合はもちろん270円です。

但し、これが22日営業日続くとどうなるでしょうか?

単純ですが、これを賭けた数字が1か月分の取引コストです。
(4.5日×22日=99回になります。ちょっとキリが悪いので100回したことにさせてください(笑))

つまり、600円×100回=6万円です。10万の資金でデイトレを1万通貨で繰り返した場合、スプレッド代金は1か月で60000円です。

最大限に譲歩してこの金額です。

如何に、デイトレの難易度が高いことがお判り頂けるのではないでしょうか。

またさらに不利な事実は、ストップを設定した場合、逆指値の設定ですから、レートが6~7割型不利な方向で約定することが多いです。

ドル円だとしても、エントリーは0.3pipsなのに、エグジットは0.5とか0.7ぐらいだったりすることのほうが多いです。
(●例えば、ドル円のロングポジションを110.00円にストップを設定していた場合、約定されるのは109.992円だったり、109.987円だったりする。)

指標で動いてストップにかかってしまうと、逆指値は非常に不利に約定されてしまうことも多いのが現状です。

そんなときは、ストップの位置から1~5pipsは簡単にズレて約定してしまうことが大半です。
(●上記の事例で指標があると、容赦なく109.96円や109.945円などで約定することも多々ある。)

これは致し方ないところもあり、むしろFX取引する上での常識です。

ただ、初心者の方にとっては、かなり要注意です。

間違いなく見落としていると思います。

ですので、今すぐ、自分のFX口座の履歴をご覧になってください。

おおよそは、損切り置いたポイントよりも、ややズレて約定しているはずですよ(笑)今すぐ確かめてみてくださいね!

さて、第一章の「デイトレで負け続けていたら諦めろ」は終わりです。続きは第二章になります。

第二章 トレードコストを今一度見直す。1話へ。