急落!しかし底堅いトルコリラの今後

急落
お疲れ様です。Johnです。

先週はトルコリラ/円の急落で幕を開けた1週間でした。

一体何があったのか?それ以降の値動きがどうだったのか?を振り返っておきたいと思います。

トルコリラ急落

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(※トルコリラ/円1時間足チャート デューカスコピー・ジャパン)

トルコリラ/円は直近数カ月間30円台で推移していました。

しかし、週明けの10月9日に急落しました。

デューカスコピー・ジャパンのトルコリラ/円チャートでは急落時の最安値が29.478円となっていました。

前日の終値が31.1円前後のため、約5%超の下落となりました。

高金利通貨ペアのトルコリラ/円は買いポジションを持っているだけで多くのスワップポイントを手に入れられるとあって日本人投資家には高い人気を誇っています。

しかし、今回の急落ではストップロス注文も巻き込んだのではないでしょうか。

それほどの大きな急落でした。

一体、何があったのでしょうか?

トルコリラ急落の背景

トルコ共和国国旗
トルコリラ急落の背景は在トルコ米大使館がトルコでの難民関連を除いた全ビザ発給業務の停止を発表、その直後トルコ共和国側も対抗措置としてビザ発給業務を停止したことが理由です。

アメリカがトルコのビザ発給業務を停止した背景は2016年7月にトルコで発生したクーデターに関する捜査過程で在イスタンブール総領事館のトルコ人職員の逮捕に対する報復措置とみられています。

しかし、アメリカとトルコ間の空気は2016年7月クーデター発生時、トルコリラがクーデター首謀者と目しているギュレン師の身柄引き渡しを巡る争いから一切改善の兆しは見られません。

イスタンブールの株式相場も冴えない状態です。

さらに、最近、ここに新たな火種が加わろうとしています。

クルド人自治区の独立問題が与える影響

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先月9月25日、イラク北部のクルド人自治区で独立に関する住民投票が行われました。

投票の結果90%を越える住民が独立賛成という結果になりました。

そのため、クルド人自治区とイラクの中央政府の対立は激化し、それに伴いトルコは空路を封鎖、国境近くへ戦車部隊も配置したそうです。

クルド人は自国を持たない民族として有名ですが、シリアやイラクにおけるISISとの戦闘ではクルド人も戦闘へ加わりました。

そのため、ISIS壊滅を目指すアメリカ合衆国としてはクルド人自治区に対しての武力援助を行っているとされ、ISISが壊滅に近づいている今、過去のアメリカの援助はクルド人と敵対しつつあるトルコ共和国からすれば厄介な種になりつつあり、それがアメリカとトルコとの関係改善に対しても暗い影を落とし始めています。

急落でも買い場?トルコリラの動向

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(※トルコリラ/円週足チャート デューカスコピー・ジャパン)

先述の通り、トルコリラ/円は10月9日に急落をしました。

しかし最終的な週の終値では30.70円超まで値を戻しています。

その週の週足確定後のチャートを見る限り、中期的な上昇チャネルを下抜けるまでには至っていません

つまり、先日の急落はあくまで一時的なものであったと現時点では言えそうです。

Johnはトルコリラ/円は以前の記事通り、31円~29円の間に数十銭おきに指値をセットしておきましたので、結果としてうまく安値を拾うことができました。

■参考記事:FXで大人気の高金利通貨!トルコリラはいま買いか?

先日の急落は良い“買い場”とすることが出来た訳です。

トルコリラ/円はこのように急落をする可能性が十分ありますから、低レバレッジでの運用が適していると思います。

今後のトルコの情勢に不安感は当然あるものの、資金管理を軸にしながら長期トレードを心がけていきたいと思います。

トルコリラ取引にオススメのFX会社

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先日のトルコリラ急落からも私が学んだ点があります。

それは先日のトルコリラ急落時の最安値は各FX会社によってだいぶ異なるということです。

提供レートが不安定だった一部のFX会社では28円台を記録したという情報もありますので、レート配信について安定しているトルコリラ取扱会社数社の口座を持っておくことがベストだと感じました。

そう感じて様々なトルコリラを取り扱っているFX会社でトルコリラ/円のレートを見比べたところ、個人的にはデューカスコピー・ジャパンの配信レートが安定している印象がありました。

加えて、デューカスコピー・ジャパンはトルコリラ/円のスワップポイントが高水準で提供されており、その他のマイナー通貨ペアも同様の傾向がありました。
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デューカスコピーはセキュリティを重視するスイスで登録された銀行です。

デューカスコピーが運営する独自の「ECN」(※電子商取引ネットワーク)である「SXFX」(スイスFXマーケットプレイス)を採用しており、SXFXには世界の大手銀行など大口取引顧客が多数参加しているため、十分な流動性が確保されています。

そのため、配信レートも安定しているのではないかと感じます。

従って、スワップポイントも高く、配信レートも安定しているデューカスコピー・ジャパンはマイナー通貨の取引にはもってこいのFX口座だと思います。

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是非、まだデューカスコピー・ジャパンの口座をお持ちでない方はこの機会を活用していただけたらと思います。

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今回は以上です!それでは、また!

John