お疲れ様です。Johnです。
新興国通貨の下落が大きく取りざたされています。
Johnは気が付けば新興国通貨に関する情報収集やまとめが趣味になってきている感もありますので、取り上げようと思います(汗)。
そもそも新興国通貨は高金利であるケースが多く、スワップポイントを狙った円売り・新興国通貨買いのポジション(トルコリラ円であれば買いポジション)を持っている方は多いのではないでしょうか?
かく言う私も新興国通貨買いのポジションは複数保有しており、現時点で絶賛含み損の状態にあります(汗)
ただ、市場が悲観して安くなっている時こと仕込み時とも言えます。
当然、スワップポイント目当ての長期ポジションのため、資金量とポジション量を見た上でロスカットされないバランスで継続的にポジションを保有継続したいと考えています。
そんな新興国通貨に対して悲観的な市場にあって、他の高金利通貨か比べて底堅く推移している通貨があります。
今日は、その通貨ペアにスポットを当てたいと思います。
新興国通貨が打撃!史上最安値のトルコリラ
(トルコリラ円月足チャート トレイダーズ証券みんなのFX webトレーダー)
まず、新興国通貨の代表格であるトルコリラの下落が止まりません。
先月まで20円台後半だったトルコリラは25円を割り込み、20円台前半まで下落しています。
チャートを見れば一目瞭然ですが、トルコリラ円に関しては高額なスワップポイントを狙った買いポジションがかなり積みあがっており、節目を下抜けすると下落が加速していることが分かります。
これは節目や直近安値付近にストップロス(損切り注文)が貯まっているためです。
ただ、トルコリラが25円を割り込んで以降は下げ止まる兆しすらまだ見えていません。
なぜ、トルコリラは史上最安値まで下落してしまったのでしょうか。
トルコリラの市場最安値の背景とは
トルコリラの下落要因はいくつか挙げることが出来ます。
それぞれ順を追って解説します。
ちなみにトルコリラの下落は先進国(基本的にアメリカ主体)の状況が大きく関係しています。
アメリカ経済の底堅さ
アメリカ経済は相変わらず好調を維持しています。
2018年4月27日に発表された1月~3月の実質GDP成長率は+2.3%でした。
過去の3Qを遡ると+2.6%、+3.0%、+2.6%と続いているため、それらと対比すると多少鈍化したという見方も出来ますが、市場は「アメリカ経済はまだまだ堅調」とポジティブに評価している様子です。
アメリカ経済が評価される理由としては、個人的な観測ですが、ユーロ圏や英国といったアメリカ以外の先進国の景況感は軟調のため、必要以上にアメリカ経済の好調さ(厳密には「不調ではない」様子)が相対評価されているだけのようにも感じています。
疑いようの無いアメリカの利上げと長期金利上昇
現在、アメリカは利上げサイクルに只中にいます。
次回6月12日~13日のFOMCでの利上げは確実視されています。
加えて直近では米国債利回りも緩やかに上昇し、2011年7月以来の3%台に乗せてきています。
その影響を受け、世界のアメリカへの投資意欲が高まっている印象です。
おそらく先述の通り、ユーロへ流れていた資産や、投機的に流れていた新興国への資産がアメリカへ向けて回帰しているのではないでしょうか。
新興国圧力とエルドアンショックの二重苦
このようにアメリカが好景気であり、利回り上昇という現実の中、敢えてリスクを取って新興国へ投資する必要性が薄れつつあるわけです。
そのため、トルコを始めとした新興国からはマネーが流出していって当然ともいえる環境が出来上がってしまっている状況です。
加えて、トルコ・エルドアン大統領がトルコ中央銀行に対して圧力を掛け、利下げを促す姿勢を見せたため、トルコへの投資妙味のひとつであった高金利に陰りが見えたため、トルコリラは勢いよく下落を始めたというわけです。
このように新興国通貨の場合、新興国が抱えるリスクのみに目を配るのではなく、周辺環境をある程度見極める必要がある点が注意です。
それでは、新興国通貨全てがダメか?というとそうではありません。
ここで別の新興国通貨を見てみましょう。
トルコリラ最安値の脇で耐える高金利通貨とは
(メキシコペソ円週足チャート トレイダーズ証券みんなのFX webトレーダー)
こちらのチャートは最近、高金利通貨として脚光を浴びているメキシコペソ円の週足チャートです。
トルコリラと違い、最安値水準にはありません(汗)
先ほど触れた通り、トルコリラは先進国の影響の他、自国内のゴタゴタがダブルパンチで効いてきている内憂外患こもごも至る状況にありますが、メキシコは内政は比較的落ち着いています。
また、経済の状況ですが、2018年1月~3月は前期比で1.1%、前年比では1.2%となっています。
2017年よりはアメリカと同様に多少、成長率は落ち着きを見せつつあるものの、基本的にメキシコ経済はアメリカと連動する傾向にありますので、調子は悪くありません。
アメリカの利上げがあるため、新興国としてマネーはどちらかというと流出する傾向にはあるものの、アメリカの景況感が悪化しなければ最安値更新のリスクは低いのではないかと見ています。
そのため、メキシコペソ投資戦術としては以下のポイントへ買指値をセットして放置で行こうと考えており、実際にJohnは買指値を設定済です。
例えば、以下の設定を行ったと仮定しましょう。
証拠金10万円で12万通貨投資
5.5円/5.4円/5.3円/5.2円/5.1円/5.0円と1円刻みで2万通貨ずつ買い指値をした場合
指値が全てヒットし、平均建値5.25円で12万通貨保有となった場合、ロスカット水準は4.601円となります。
ちなみに、メキシコペソの最安値は4.870円のため、最安値から2円程度のアドバンテージがあるため、比較的安心感がありますね。
そして12万通貨保有の為、スワップポイントは1日180円得ることが出来ます。
1カ月換算では2,160円、1年換算では25,920円です。
これだけで10万円の証拠金に対して年利は驚異の25%超です。
もちろん、含み損は考慮に入れていませんので、ここまでうまく行く保証はどこにもありませんが、メキシコペソは円価が低いため、10万円でも十分通貨ボリュームを保有することが出来ますので、是非、少額からはじめてみてはいかがでしょうか。
スワップポイントを狙う長期保有戦略はどれだけ前からはじめていたかが、キーポイントとなりますので、気になったら早くから少額だけでも取り組んでおくことをオススメします。
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以上です。
それでは、また!
John