サンバイオ（4592）、ストップ高きたぁぁぁぁぁあ！！
サンバイオは朝方から買いが殺到、最後は700万株以上の買い注文を残してストップ高比例配分で終わりました。
サンバイオ株ホルダーの方、おめでとうございます。ストップ高来ましたね。
ストップ高の要因は開発中の「ＳＢ６２３」が、外傷性脳損傷を対象にした日米グローバル第Ⅱ相試験で、主要評価項目を達成したと会社側が発表した事です。
ＳＢ６２３は、慢性期脳梗塞と外傷性脳損傷向けに開発している新薬で、ピーク時に世界で売上高６０００億円を超える大型製品になると期待されている製品です。
そしてサンバイオのチャートはこんな感じです。
チャートも非常にいい形をしていますね。4565円を抜ければ上には全く節目がなく、青天井状態です。
今後、臨床試験の進展とともに株価の上昇が期待出来、中長期で1万超えまで狙えそうな感じです。材料、チャート共にストロングバイという状況ですね。
ただしバイオ株への投資は注意が必要です。
注意点としては
1 新薬の発売は数年先になる事。
今回の治験の成績は臨床試験第Ⅱ相試験の結果です。薬の発売までには第Ⅲ相試験（大勢の患者への治験）と薬の承認審査があります。実際に発売するまでには最低で２~３年、第Ⅲ相試験で時間がかかると新薬発売までに５年程度かかる可能性もあります。
２ 治験で失敗するリスクがある事。
バイオ株で一番のリスクはこれですよね。治験で失敗するとバイオ株は終わりです。今回の場合は第Ⅱ相試験ですので、この段階だと薬の開発に成功する確率は20～30%程度という感じだと思います。最近は昔と比べて当局の審査が厳しくなっています。
第Ⅲ相試験で失敗する薬もたくさんありますし、新薬の承認申請をしても却下される薬もたくさんあります。バイオ株への投資には治験の失敗リスクが常についてくるので、その点は注意して下さい。
バイオ株はアキュセラのように治験に失敗すると短期間で株価が数分の一になるという事もよくあるので、くれぐれも信用全力買いとかは止めて下さい。
最後にサンバイオの関連株を書いておきます。一応関連株もチェックして下さい。
大日本住友製薬（4506）
SB623をサンバイオと共同開発。またサンバイオの大株主（約6%保有）でもあります。
ケアネット（2150）
9月にサンバイオと再生細胞薬に関して業務提携と資本提携を発表。サンバイオがケアネットの発行済み株式の9.7%保有しています。
私は金曜日サンバイオ株は買えそうになかったので、大日本住友製薬（4506）を買いました。月曜日サンバイオの株価がストップ高に張り付いて動かなそうだったら、大日本住友製薬やケアネットもチェックするようにして下さい。
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