早いもので4月ですね。
お疲れ様です。サラリーマンFXトレーダーJohnです。
皆さんは花見しましたか?
先日ラジオを聴いていて花見について「みんなでお酒を飲みながら花見をする宴会派と「散歩がてらふらっと立ち寄り、ひっそりと花見をする一人見派、あなたはどちら派?」なんて投票企画をやっていました。
あなたはどちら派ですか?
さて、話題は変わってFXです。
最近の為替相場では通貨ペアのトレンドが目まぐるしく変化しているように思います。
トランプ大統領政策の行方や力強い米景気が注目される米ドル、仏大統領選を控えるユーロ、英国のBrexit続報に伴う英ポンドの行方など注目ポイントが目白押しですね。
そんな中、先に挙げた主戦場からは外れますが、日本人が大好きな高金利通貨であるトルコリラについて今日は着目してみたいと思います。
意外と底堅い?トルコリラ円チャート
さて、細かいトルコ情勢を振り返る前にトルコリラのチャートを振り返ってみたいと思います。
(※トルコリラ円チャート ヒロセ通商LIONFXより)
トルコリラ円の日足チャートです。
2016年7月のトルコクーデター勃発に伴う政治不安、2017年1月イスタンブールでの銃乱射テロで如実になった治安悪化などトルコを取り巻く状況は決して穏やかではありません。
2017年に入りトルコリラ円は一時30円割れを起こし、マーケットでは「このまま20円へ向けて真っ逆さまか?!」という雰囲気が漂ったように記憶しています。
しかし、それ以降は持ち直して30円台を回復し現在は30円台前半でレンジ相場の様相を呈しています。
Johnとしては「意外と底堅いな・・・」という印象です。
この相場状況を見てトルコリラ円のロング(買い)ポジションを持ち始めた方も少なくないのではないでしょうか?
なぜ、そう感じるかを説明しましょう。
日本人に根強い人気のトルコリラ円
(出展:東京金融取引所 取引所為替証拠金取引(くりっく365)2017年2月通貨ペア別取引量)
店頭取引を提供しているFX会社では通貨ペアごとの取引量等が開示されていないケースが多いため、取引所取引であるくりっく365を提供している東京金融取引所の開示データを紹介します。
表は2017年2月月次の通貨ペアごとの取引量です。
ここを見るとトルコリラ円の取引量は通貨ペア別に見てなんと第3位。
トルコリラ安相場が影響したため、前年同月対比で-43%となり第2位の座を南アフリカランド円へ譲っていますが、かねてよりのトルコリラFX投資の人気の高さを見ることが出来ます。
なぜ、こんなにトルコリラ円の取引が人気なのでしょうか?
持っているだけで金利がもらえるトルコリラ円の魅力
そのため、低金利の日本円を売って高金利のトルコリラを買う取引、つまりはトルコリラ円のロング(買い)ポジションを保有しているとスワップポイントが高額で手に入れることが出来ます。
具体的に見てみましょう。
ヒロセ通商ではトルコリラ円のスワップポイントが1万通貨当たり87円/日受け取ることが出来ます(2017年3月時点)。これはトルコリラ円のスワップポイントでFX業界最高水準です。例えば、1カ月間トルコリラ円の1万通貨のロング(買い)ポジションを保有し続けるだけで2,610円の金利を受け取ることが出来ます。
こういった貯蓄性(持っていることで利益を増やせる)が高いイメージがあるトルコリラが日本人の資産運用マインドに合っているのでしょうね。
もう少し具体的にスワップポイントを計算してみます。
先ほどのトルコリラ円のチャートを再掲します。
もし、30円割れの際に戻りを想定してトルコリラ円を1万通貨ロング(買い)ポジション持って、その後2.5カ月間保有できた場合、スワップポイントは6,525円受け取ることが出来ます。
もし、10万通貨保有していたらおよそ6万円以上のスワップポイントを受け取ることが出来ます。
基本的にレンジ相場で利益を上げることが難しいイメージが強いですが、トルコリラ円ならばレンジ相場が続けば続くほどスワップポイントを安定的に受け取ることが出来るため、利益を大きく稼げるというわけです。
じゃあ、今すぐトルコリラ円を買えばいいのか?
Johnはそうは思いません。
あくまで個人的な見解ですが、以下へ書きます。
注目すべき4月のトルコ情勢
(写真出展:ロイター)
トルコ共和国の最高権力者はエルドアン大統領です。
そして現在、トルコは4月16日に国民投票を控えています。
今回の国民投票で是非を問われるのは「大統領権限拡大に伴う憲法改正」の是非についてです。
もし、国民投票結果が賛成となれば、エルドアン大統領は政令発布、非常事態宣言発令、国会解散の実施、閣僚及び政府高官の任命権などを得ることが出来、大統領在職期間も最大2029年まで延長することが可能になります。
しかし、否認となれば政局の混乱は必至です。
どちらに転んでもトルコ不安視の世界の目は解消されるまで時間が掛かるかも知れませんが、現在のレンジ相場維持のためには短期的には現状のエルドアン政権の維持が好ましいかもしれませんし、長期的に(たとえ短期で荒療治になったとしても)否認され、トルコ共和国の政治バランスが整うことでトルコリラ高へ推移していく未来もあるかも知れません。
いずれにせよ、4月16日のトルコ国民投票の行方を見てからでもトルコリラの投資判断は遅くないと考えています。
まとめ
トルコリラは非常に魅力的な通貨ペアですが、スワップポイントを目的とした長期保有取引を行う場合、トルコ共和国の行く末に対して長期で見通す必要があります。
その点をおろそかにしてはダメですので、しっかり自身で見極めてください。
ただ、現時点で出来ることがひとつあります。
それはチャンスを逃さないためにトルコリラ取扱FX口座を今のうちに準備しておくことです。
もし、準備をしておけば、例えば国民投票で一時的にトルコリラが売られ29円台を付けて反転を見せた時に、トルコリラ円のロング(買い)ポジションを持ちたいと感じるシチュエーションに遭遇するかも知れません。
もし、口座を持っていなければトルコリラ円を取引したい場合にはFX業界でも最高水準のスワップポイントを提供するヒロセ通商LIONFXの口座をオススメします。
ヒロセ通商はキャンペーンも豊富に実施しているFX会社です。
是非、以下バナーをクリックしてキャンペーン条件などもホームページで見てみてくださいね。
※こちらのバナーから無料で口座開設申込みが出来ます。
※キャンペーン詳細はヒロセ通商のホームページにて必ずご確認ください。
また、既にヒロセ通商の口座を持っている方はいざという時に備えてトルコリラ取引用のサブFX口座を用意しておいても良いかも知れません。
その場合にはこちらのページも参考にご覧ください。
以上です。それではまた!
(※本記事はトルコリラに対する投資を推奨するものではありません。銘柄選択、売買価格の決定、売買選択等の投資判断は、自身の判断・自己責任で行うようにお願いします。)
John