いまから投資を始めたいけれど、どの証券会社の口座を開設すれば良いのか迷っている皆さん。
以前、証券会社へ勤めた経験があり、現在は株をはじめ様々な金融商品の専業トレーダーであるターボがおすすめ出来る証券会社だけを厳選してご紹介します。
なお、各証券会社の口座はすべて無料で開設することができます。
また、ターボとしては可能な限り多くの証券会社(最低でも3社以上)開設することをおすすめします。理由は簡単です。多くの証券会社の口座を持っている方がトレーダーとして有利だからです。
具体的に説明しましょう。IPO(「新規上場株式」や「新規公開株」などと呼ばれるもの)へ応募するケースなどが分かりやすい例です。
例えばA社が株式上場をするとします。
もし幹事となる証券会社1社の口座しかもっていなかった場合、その証券会社のみしか応募(購入意思を提示して抽選を受ける)できません。
しかし、幹事となる証券会社の中で3社の口座を持っていた場合、3社から応募できますので単純に考えて当選確率は3倍<=収益を上げることが出来る可能性も3倍となります。
また、様々な金融商品の中で、特定の証券会社のみしか取り扱いを行っていない金融商品もあります。
もし、マーケットが大きく変動した場合に、Bという証券会社でしか取引ができない金融商品を取引したいと思っても口座開設申込~取引開始までに概ね数営業日かかりますので、多くの証券会社で口座を開いておかないと収益を上げられるタイミングを逃してしまうかも知れません。
そのため、口座を作れる時間のある時にまとめて複数の証券会社の口座を開設しておくことを強くおすすめします。
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≪これから投資を始める方向け!≫
証券会社の選び方で外すことのできないポイントとして3つ挙げます。
1.株式投資の手数料が安いこと
各金融商品を取引する場合には、当然取引手数料が掛かってきます。各証券会社で取引手数料の体系が異なりますが取引手数料は大概の証券会社では取引価格ごとに異なります。例えば、「10万円までの取引手数料は75円(税別)、20万円までは95円(税別)」などです。各社のホームページで手数料を見るときにはどの取引価格の手数料なのか注意して見てください。当、取引手数料は安ければ安いほど良いです。
2.取り扱い金融商品が多いこと
証券会社では基本的に複数の金融商品を取り扱っています。
種類としては現物、単元未満株、信用取引、PTS、IPO、ETF、REIT、外国株、投資信託、純金積立、外貨MMF、債券、先物、オプション、ワラントなどいま挙げ始めてもこれほど出てきます。
3.自分に合うトレードツールがあること
証券会社は各社でトレード画面が異なります。
ただ、こればっかりは実際に口座を開設してログインし、自分でトレード画面を見てみない事には分かりません。
また、移動中などで時間が限られている時にも収益を上げるチャンスを逃さないようにするためにスマホでのトレードアプリがあるかどうか?も非常に重要です。
そのため、まずは証券会社の口座を開いてログインして必ず自分でトレードの管理画面やスマホアプリを操作してみてください。
詳細は後述しますが、例えば、楽天証券は「マーケットスピード」という有名なトレードツールが売りです。
マーケットスピードでは国内株式、米国株式、為替、日経225先物、オプション、海外先物、カバードワラント全てを取引できるツールとなっていて、リアルタイムかつ豊富な情報も提供してくれる優れものです。
是非一度見てみてください。
それでは上記要点をクリアすると私が判断したおすすめ証券会社を以下へご紹介します。
1つ目楽天証券
1.ツール「マーケットスピード」が売り
2.操作性に優れたスマホ向けアプリ「iSPEED」
3.株式売買手数料の1%がポイントとして貯まる
4.投資信託の取扱本数は業界トップクラス
■楽天証券の基本情報≪取引手数料編※税別表記≫
~10万円 | ~20万円 | ~30万円 | ~50万円 | ~100万円 | ~300万円 | ~500万円 |
139円 | 184円 | 341円 | 341円 | 608円 | 1152円 | 1152円 |
■楽天証券の基本情報≪取扱商品編≫
現物 | 単元未満 | 信用 | IPO | REIT | 外国株 | 投資信託 | 外貨MMF | 債券 | ワラント |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ |
200万口座を達成した”ネット証券会社の雄”の楽天証券。
楽天証券は取引手数料は安く、取扱い金融商品も多岐に渡っており取引でポイントも付くネット証券会社です。また、トレーダー界隈でも非常に支持の高い取引ツールである「マーケットスピード」があります。スマホでの取引アプリ「iSPEED」なども充実していますので、これから株式をはじめとする金融商品へ投資を始めたいと考えている方には最適かも知れません。是非、取引ツール「マーケットスピード」の使いやすさについては口座を開設して一度触れてみることをおすすめします。
2つ目マネックス証券
1.売買手数料は大手で最安水準
2.米国株取扱い数がダントツ1位!
3.純金積立も可能
4.単元未満株(ワン株)が手数料最安値!
■マネックス証券の基本情報≪取引手数料編※税別表記≫
~10万円 | ~20万円 | ~30万円 | ~50万円 | ~100万円 | ~300万円 | ~500万円 |
100円 | 180円 | 250円 | 450円 | 1000円~ | 3000円~ | 5000~円 |
■マネックス証券の基本情報≪取扱商品編≫
現物 | 単元未満 | 信用 | IPO | REIT | 外国株 | 投資信託 | 外貨MMF | 債券 | ワラント |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ |
株式取引手数料は”大手ネット証券会社最安値水準”のマネックス証券。
マネックス証券は大手ネット証券会社の中でも株式手数料は100円~と最安値水準です。加えて特に米国株の取り扱い数が非常に多いこと、そしてIPOについては公平な完全抽選制となっているため、少額資金・小口応募でも他社に比べて当選確率が高いと言えます。その他、オンラインセミナーも精力的に実施しているため、”これから金融商品について知識を増やしたい”という方にとっては非常にパフォーマンスが高い証券会社です。
3つ目むさし証券
1.売買手数料の安さは業界最安水準
2.割安な信用金利
3.多彩なチャートツール
4.アプリ不要でスマホでも閲覧利用しやすい
■むさし証券の基本情報≪取引手数料編※税別表記≫
~10万円 | ~20万円 | ~30万円 | ~50万円 | ~100万円 | ~300万円 | ~500万円 |
75円 | 175円 | 175円 | 175円 | 320円~ | 440円~ | 880円~ |
■むさし証券の基本情報≪取扱商品編≫
現物 | 単元未満 | 信用 | IPO | REIT | 外国株 | 投資信託 | 外貨MMF | 債券 | ワラント |
○ | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | × | × |
株式取引手数料は”ネット証券会社最安値水準”のむさし証券。
むさし証券はネット証券会社の中で株式手数料は最安値水準です。加えて信用金利は非常に安いため、信用取引を好む方には大変有用性の高い証券会社です。その他、チャート機能が充実していますのでテクニカル分析にも適しています。取扱い商品のラインナップは大手ネット証券会社に比べて見劣りはするものの、コストを重視する方には特におすすめできる証券会社です。