この記事を執筆からおよそ2ヶ月が経過しました。
トランプ大統領就任で100日も経過したころです。
現在の市場はというと、トランプラリーに少し飽きが出始めたタイミングです。
ドル円や株価も軟調に推移をしてきました。
まず、目玉政策の一つ、ヘルスケア法案の成立に失敗をしました。
上下員、共和党支持者のほうが多く議員を占領しているのにも関わらずです。
これはかなり痛手となるでしょう。
共和党内での反対意見も多い証拠でして、やはりまだ半トランプ派の共和党員が幾人もいる状態のようです。
僕がいつも大変参考にしているメルマガ、志摩さんの直近の情報では、ヘルスケア法案頓挫で状況が変わったとご指摘をされておりました。
僕も同じ意見でして、トランプ政権への信頼度が急落したと懸念されております。
志摩さんの直近の予想ですと、
「ヘルスケア法案撤回で信頼度が急落したトランプ政権ですが、議会を通さないと行けない税制改革と違い、貿易問題は大統領権限だけで行われます。その意味では、今後より積極的に貿易問題を前面に出してくる可能性があります。」
■出所:志摩力男の実践リアルトレード 3月31日1時46分配信内容の一部抜粋。
■参考詳細:FXおすすめメルマガ
っとご指摘をされておりました。
明けた4月1日は共同通信からは、貿易障壁報告書で日本に関して農産物市場に「重大な障壁」が存在すると批判し、自動車市場に対しても様々な非関税障壁があり、米国車の販売を妨げていると同時に発表をしておりました。
志摩さんの予想通り、すぐさま貿易問題にシフトをして強硬な姿勢で望んできました。
日本株売りにもなりそうです。ドル円は112円前半から1円を下落してクローズをしました。
■4月のターゲットは貿易問題がテーマか?
フランス大統領選挙もあり、リスクオフ要因もあるついでに売っておけっという発想にもなりやすいでしょうから、円買い相場がやってくるかもしれません。
そうなる場合、今回はユーロが買えませんから、円とスイスフランがターゲットになるでしょう。
特に円買いが中心になるのではないでしょうか。今まで買われていたものは売られやすいと思います。
豪ドルも今年に入ってからは米ドルによりも強く推移をしておりました。
リスクオフには滅法弱いので、豪ドル円も結構下落幅があるかもしれません。
ドル円以上下落する可能性もありますので、豪ドル円も一応注意をしておきます。
ただ、やはりメインはドル円の売りで考えようかなっと思います。
4月上旬はトランプ大統領の保護貿易中心の内容で、トレードしてみたいと思います。
税制改革関連で上昇する局面もあるでしょうから、そこはちょうどよい売り場になるかもしれませんね。
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