お疲れ様です。サラリーマンFXトレーダーJohnです。
皆さん、夏休みは取ることができましたか?
私はと言うと8月プロジェクトが立て込んでいて、今年も夏休みはオフシーズンに取ることになりそうです(汗)。
さて、話題は変わってFXです。
最近、FX会社の複数社が南アフリカランド円のスプレッド引き下げを行ったというメールを受信していましたので、「南アフリカランド円の投資がまた再燃しているのかな?」と思い、久しぶりに南アフリカランド円及び南アフリカ情勢について近況を調べてみようと思います。
南アフリカ共和国とは
南アフリカランド共和国の基本情報
南アフリカの正式名称はアフリカ共和国と言います(以降南アフリカと記載)。
場所は地図で示した通りアフリカ大陸最南端に位置しており、正式名称からも分かる通り共和制国家です。
南アフリカは行政・司法・立法の中心地が3都市に分散しており、行政府をプレトリア、立法府をケープタウン、司法府をブルームフォンテーンに設置しています。そのため首都というと難しいのですが一般的には行政府が置かれており、各国大使館が集中するプレトリアを首都とする見方が国際的には一般的です。その他、商業的に栄えているヨハネスブルク等の有名都市がありますね。
国土面積は1,220,000 km²と日本の国土面積の3倍以上。
人口は2016年時点で約5500万人強。
平均寿命はエイズなどの蔓延から40歳代と低いのですが、その分、平均年齢も非常に若い国となっています。
南アフリカランド共和国の経済規模
(世界銀行より)
南アフリカのGDPを見てみると、FIFAワールドカップが南アフリカで開催された2010年を境に少し落ち込んではいますが、基本的には右肩上がりに成長していると言って良いのではないでしょうか。
世界銀行のwebサイトによると2016年の南アフリカのGDPは294.841Billion USドル(米ドル円レート110円換算だと約32.5兆円)の規模です。
直近の落ち込みは輸出産業の不調と言われています。
特に南アフリカの最大輸出相手国は中国ですので、中国景気にも大きく左右される点は要注意といったところです。
ちなみに同じアフリカに位置する最大経済大国と言われるナイジェリアのGDPが405.083 Billion USドル(米ドル円レート110円換算だと約44.5兆円)ですから、それに近しい規模ですね。
南アフリカランド共和国の主要産業
南アフリカランドは金やダイヤモンド、レアメタルといった鉱物資源に恵まれた国です。
特に世界的需要が高い金の価格に連動して南アフリカランド(ZAR)が売買される傾向が強いと言われています。
そこで最近の金価格の推移をチャートで見てみましょう。
(※金スポットの月足チャート GMOクリック証券CFDチャートより)
金スポットの月足チャートです。
ジャスミン革命に端を発した中東情勢の緊迫や東日本大震災、米債務上限引き上げに関する一連の問題から発展した米国債ショックに加え、ギリシャ危機を発端としたユーロ圏ソブリン危機の再燃など様々な世界情勢不安が高まった2011年に金価格は史上最高値を付けています。
しかし、その後は徐々に金価格も平静を取り戻しつつあり、チャートのフォーメーション分析的には現状はペナント型です。
調整に入りつつ、底堅く推移していると言っても良いでしょう。
おそらく再び世界情勢不安が再燃する出来事が生じた場合、金価格は再び高騰することが推測できそうな形ですね。
それでは南アフリカランドの周辺情報はここまでにして早速南アフリカランド円のチャートを見てみましょう。
南アフリカランド円チャート
南アフリカランド円月足チャート
(SBIFXトレード 南アフリカランド円月足チャート)
南アフリカランド円の月足チャートです。
直近では8.3円手前というところです。
最安値6.3~6.4円から折り返してきていますね。
ただ、全体的にダウントレンドとも取れます。
従って、John個人的には南アフリカランドは6.0円程度までの下落(資金に余裕があれば5.0円程度までの下落)を視野に入れて、10銭~30銭間隔で指値買いを入れながら買い建値を引き下げつつポジションを維持してスワップポイントを得るようなトレード方法が良いのではないかと思います。
なぜ、そう考えるかを以下へ挙げてみます。
南アフリカランドへの注目理由(1)現在日本人投資家が積極的に参入中!
(東京金融取引所 取引所為替証拠金取引(くりっく365)2017年7月通貨ペア別取引量)
店頭取引を提供しているFX会社では通貨ペアごとの取引量等が開示されていないケースが多いため、取引所取引であるくりっく365を提供している東京金融取引所の開示データを紹介します。
表は2017年7月度の通貨ペアごとの取引量です。
ここを見ると南アフリカランド円の取引量は通貨ペア別に見てなんと米ドル円に次ぐ第2位。
チャートを見る限り底堅く推移している影響か前年同月対比でも+50%以上の取引数増となっています。
南アフリカランド円トレードの活況具合が見て取れますね。
この機会を逃さずに利益を獲っていきたいものですね。
南アフリカランドへの注目理由(2)政情不安でも下落は限定的だった
南アフリカの懸念材料は長期独裁政権を運営しているジェイコブ・ズマ大統領の存在です。
ズマ氏は2009年から現在まで南アフリカの大統領を務めていますが、強権的な政治手法や自身の汚職が問題視され先日2017年8月8日議会において不信任決議案の採決が行われるほどの人物です。
しかし、その不信任決議も否決されたため、今後しばらくズマ政権は継続する見込みとなっています。
また、8月8日の不信任決議案の否決が嫌気され南アフリカランドは売られましたが、南アフリカランド円の下落幅は8.3円から8.1円付近へ下落した後に買い戻されており、底堅さを見せています。
そのため、南アフリカランド円の場合は米ドル円の影響次第とはいえ、8.0円は比較的堅いかも知れません。
南アフリカランドへの注目理由(3)スワップポイントが高金利!
南アフリカランド円は金利が高いです。
そのため、低金利の日本円を売って高金利の南アフリカランドを買う取引、つまりは南アフリカランド円のロング(買い)ポジションを保有しているとスワップポイントが高額で手に入れることが可能です。
具体的に見てみましょう。
SBIFXトレードでは南アフリカランド円のスワップポイント実績を見ることが出来ます。
直近の2017年8月の各営業日ごとに付与されたスワップポイント実績を見ると1万通貨当たり15円前後/日受け取ることが出来ます。これは南アフリカランド円のスワップポイントでFX業界最高水準です。例えば、1カ月間トルコリラ円の10万通貨のロング(買い)ポジションを保有し続けるだけで約3,000円の金利を受け取ることが出来ます。
南アフリカランド円トレードに最適なFX会社は?
南アフリカランド円のトレードをするならSBIFXトレードがオススメです。
南アフリカランド円のスプレッドは先日引き下げられたばかりで、FX業界最狭水準の0.99銭(※100万通貨単位まで)となっています。
加えて、ポジションは業界最小の1通貨単位から持つことが出来ますので、自身の資金量に応じた新規ポジション建て、ポジション追加がSBIFXトレードならば可能です。
スワップポイントを多く受け取るためには少額からでも早めにトレードを開始した方が有利ですので、興味を持って頂いた場合にはこの機会に検討してみてはいかがでしょうか?
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※キャンペーン詳細はSBIFXトレードのホームページにて必ずご確認ください。
以上です。それではまた!
(※本記事は南アフリカランドに対する投資を推奨するものではありません。通貨ペアや銘柄選択、売買価格の決定、売買選択等の投資判断は、自身の判断・自己責任で行うようにお願いします。)
John