お疲れ様です。サラリーマントレーダーJohnです。

ザイフ(Zaif)からビットコインを含む仮想通貨が流出しました。

その額、総額約67億円相当？！

まずは、情報を整理してみましょう。

ザイフ(Zaif)で約67億円相当の仮想通貨流出！

仮想通貨取引所ザイフ(Zaif)を運営するテックビューロ株式会社は2018年9月20日、仮想通貨の入出金停止に関する報告として仮想通貨の流出を発表しました。

仮想通貨流出の経緯

ザイフ(Zaif)は顧客からの預かり仮想通貨をホットウォレット(一部コールドウォレット)に保管しており、その入出金用のホットウォレットを管理するサーバに対して2018年9月14日17時～19時頃までの間に外部から不正アクセスが行われました。

その結果、不正アクセスの被害にあったホットウォレットで管理しているビットコイン(BTC)、モナコイン(MONA)、ビットコインキャッシュ(BCH)が不正送金の被害に合いました。

仮想通貨流出の被害総額

今回ザイフ(Zaif)が流出した仮想通貨の総額は日本円換算で約67億円です。
・ビットコイン(BTC)　5,966.1 （円換算：4,251,234,047）
・モナコイン(MONA)　6,236,810.1　（円換算：671,704,448)
・ビットコインキャッシュ(BCH)　42,327.1　（円換算：2,107,677,945)

※レートは、2018年9月18日の終値で計算。
(BTC:712,565円 / MONA:107.7円 / BCH:49,795円）

なお、流出したうち顧客の預かり資産に相当する仮想通貨は約45億円相当です。

仮想通貨の流出と聞いて思い浮かべるのはコインチェックですが、コインチェックの金額は約580億円と比べるとおおきな金額ではないように感じます(少し感覚がマヒしていますが)。

ただ、テックビューロは仮想通貨流出前に2度も業務改善命令を受けており、今後更に厳しい状況に直面することでしょう。

今後、ザイフ(Zaif)の動きは継続してウォッチしていきたいと思います。

ザイフ(Zaif)仮想通貨流出後の相場

ザイフ(Zaif)の仮想通貨流出を受けて相場はどのような反応を見せたのでしょうか。

仮想通貨市場の動きを見るならばまずはビットコイン(BTC)の値動きを見てみましょう。

(※BTC/JPY日足チャート　GMOコイン仮想通貨FXチャート)

ザイフ(Zaif)の流出事件を受け、ビットコイン(BTC)価格は一時的に60万円台に突入する場面はあったものの直ぐに戻しました。

9月24日時点ではザイフ(Zaif)流出前の価格を越えてきています。

2018年1月のコインチェックの時には大きく値を下げたビットコインでしたが、今回は一体なにがあったのでしょうか。

市場はザイフ(Zaif)よりリップル(XRP)？！

ここでもう１つチャートを見ていましょう。

リップル(XRP)の日足チャートです。

(※XRP/JPY日足チャート　GMOコイン現物チャート)

リップル(XRP)価格が急騰しています。

当初「まさかザイフ(Zaif)が影響して、無関係なリップル(XRP)の価格が上がった？」とも思ったのですが、別の要因があるようです。

リップル(XRP)はSWELLというイベントを10月に開催します。

SWELLとは米リップル社主催の世界的カンファレンスです。

今回のSWELLでは元米大統領ビル・クリントン氏や元FRB(※米連邦準備制度理事会)議長ベン・バーナンキ氏が発表されました。

そのSWELLに対しての期待感の表れがリップル(XRP)価格の上昇につながっているということです。

果たして影響度合いは分かりませんが、SWELLへの期待⇒リップル(XRP)への資金流入で急騰⇒ビットコイン(BTC)価格の小幅上昇となっていると見られています。

国際的な規模ではザイフ(Zaif)の流出事件よりもリップル(XRP)のカンファレンスへの期待の方が大きいということでしょうか。

ここから読み取れることは、日本の取引所の流出事件は世界的に注目度が薄くなっている(※おそらく日本人の仮想通貨トレーダーがコインチェック時と比べて激減しているため)ということではないでしょうか。

仮想通貨の主戦場は日本を離れ、海外へ軸足が移っているのでしょう。

加えて、今後はビットコイン(BTC)よりもアルトコインが注目されるターンが来るかも知れません。

今回の件を受けて、ビットコイン(BTC)を始めとした仮想通貨は下値がかたそうな印象も受けたため、少額からリップル(XRP)などのアルトコインを買って保有しておいても良いかも知れません。

ただ、その際には信頼性の高い取引所を選ぶようにしましょう。

GMOコインは認可済で販売所・取引所両方OK

GMOコインは東証一部上場のGMOインターネットグループの会社であり、既に金融庁登録(※関東財務局長第00006号)も受けています。

また、サービスは仮想通貨現物の「販売所」と「取引所」、「仮想通貨FX」など複数種類のサービスがあります。

仮想通貨は現物の販売所ではビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)で売買することができます。

現物の取引所では2018年9月現在でビットコイン(BTC)のみの取り扱いとなっていますが、順次増えていくことのではないでしょうか。

また、仮想通貨FXではビットコイン/円(BTC/JPY)、イーサリアム/円(ETH/JPY)、ビットコインキャッシュ/円(BCH/JPY)、ライトコイン/円(LTC/JPY)、リップル/円(XRP/JPY)を取引することができます。

GMOコインは様々なサービスを取り扱っているので、その分多種多様な相場に対応した取引が可能です。

もし、口座を持っていない方は是非いまのうちに口座を開設しておいてはいかがでしょうか。

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