単純移動平均線(SMA)を使ったFXトレード手法【実践編】

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お疲れ様です。サラリーマントレーダーJohnです。

みなさん、最近FXトレードの調子はいかがですか?

市場にはその時々によってテーマがあります。

ユーロ諸国の債務問題や中国景気動向、中東情勢や原油、トランプ大統領のロシアゲート問題に伴う政権不安や米利上げなどがそれに当たります。

こういった市場のテーマが定まり切らない時は相場もボラティリティが低下して、値動きも小幅に行ったり来たりという感じになります。

まさしくストレスが貯まる相場です(笑)

私の感覚ですが、昨年は英国のEU離脱やトランプ相場など大きなテーマがありましたが、それに比べて今年の上半期は小さなテーマがちょこちょこと入れ替わっている印象で、市場もテーマがとれになるか迷っているような気がします。

しかし、最近は“ユーロ”にテーマが絞られつつあるように感じます。

背景はコチラのひろぴーさんの記事をご覧ください。

■参考記事:ECB フォワードガイダンス変更とは

市場のテーマが定まったときトレンドは起きます

是非、ユーロの動きには注目して見ましょう。

最近のユーロ相場

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ユーロに関する通貨ペアで取引量が多いのは当然ユーロドルですが、ロシアゲート問題などでドルの動きがなかなか定まらないため、ユーロ円の方がトレンドを掴みやすく、市場の注目が集まっているように感じます。

余談ですが、 市場のテーマを図るにはプロの相場観が一番正確だと思います。

西原宏一さんや志摩力男さん、YEN蔵さんやバカラ村さんらのメルマガが参考になります。

Johnは複数のメルマガを購読していますが、異なるメルマガで紹介している市場のテーマが重複した時は特に確度が高いです。

是非、興味があればコチラのページもご覧ください。

■参考ページ:おすすめFXメルマガ一覧

ユーロ円の日足チャート

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2017年7月半ば時点のユーロ円日足チャートです。

ご覧頂くと分かりますが、123.10~123.20辺りで上昇を阻んでいたレジスタンスラインがサポートラインへ綺麗に転換しているのが分かります。

直近では123円前半を押し目ポイントとして緩やかな上昇トレンドが形成されていますね。

このように市場のテーマが定まった時、トレンドが起きやすいんです。

こういう相場では、ひろぴーさんが様々なメディアで紹介している単純移動平均線(SMA)を使ったトレード手法が特に上手く動作します。

もう少し小さな時間軸のチャートへ移って具体的に見てみましょう。

なお、単純移動平均線(SMA)トレードってなに?という方はコチラの記事を併せてご一読ください。具体的な利用方法を解説しています。

■参考記事:移動平均線の使い方。第3話。

ユーロ円の4時間足チャート

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まず、順を追って整理してみましょう。

(1)123円台前半のレジスタンスラインをブレイク

ここでトレンドの発生の可能性に身構えます。焦ってエントリーする必要はありません。

(2)再び先ほどレジスタンスとなっていた123円台前半まで押し

押し目が入ります。ただ、ここの時点ではまだダマシの可能性も危惧して打診買い(少量買い)で臨むかなぁという感じですが、捉え方は個々に違うと思います。

(3)その後、徐々に上昇トレンドへ移行

この時点でSMAトレードが稼働する絶好のチャンスがやってきます。SMAトレードはこういったトレンドが形成された際のトレンドフォローに非常に強いです。

ここでSMAトレードについてのチェックポイントを振り返ってみましょう。

≪SMAトレードのチェックポイント:SMA≫
上昇トレンドの場合、SMAが上から順に短期SMA7・中期SMA25・長期SMA50の順番に並んでいて、全て上(トレンド方向)を向いているかどうか?

≪SMAトレードのチェックポイント:MACD≫
MACDも上(トレンド方向)を向いているのか?

この2点を確認出来たら、いよいよSMAトレードの出番でしたね。

(4)短期SMA7にローソク足がタッチしたポイントで追加エントリー

ここでは出来ればしっかりと買っていきたいですね。注意ポイントとしてはSMAとローソク足の位置関係でしたね。

(5)SMAの向きが変化

短期SMA7の内側でローソク足が3本クローズ(確定)したところで一旦決済をして様子を見ましょう。

このような流れでしたね。

今回のユーロ円は市場のテーマとなっていましたし、トレンドができやすい環境だったと思います。

仮に押し目①でエントリーできなかったとしても押し目②の124.80あたりでエントリー出来たとします。

押し目③は指値にタッチしなかったとして、決済をローソク足がSMAの内側でクローズした3本目の終値の127.80あたりで決済していた場合、3円分獲得出来ている計算になります。
1万通貨の買いエントリーを押し目②で出来た場合、4時間足のローソク足がエントリーしてから20本目での決済ですので5日程度で3万円の利益を得ることが出来たという計算になります。

このように「市場のテーマを掴む⇒チャート上のトレンド変化のポイントを掴む⇒トレンドが出来始めたらSMAトレードを活用してトレンドフォロー」という一連の流れを意識していれば比較的戦いやすいのではないでしょうか。

是非、興味を持って頂けたならば、上記の流れを行ってみてください。

単純移動平均線(SMA)を使ったトレード手法まとめ

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市場のテーマを掴むことはプロのメルマガ情報などを駆使すればさほど難しくはありません。

ただ、勝率を上げるには、そういった情報をもとにチャートを見る力、そしてトレード手法のレポートリーをいくつか持っておくことが必要です。

是非、この記事をきっかけに、この単純移動平均線(SMA)を使ったFXトレード手法をレパートリーに加えてFXトレードの幅を広げて頂ければと思います。

なお、今日はSMAトレードの一部だけを紹介しましたが、SMAトレードの特性や注意点などをまとめた非売品のひろぴーさん作成レポートが現在当サイト限定タイアップとしてトレイダーズ証券みんなのFXで配布中です。

レポート内容が気になる方はレポートの一部分をこちらの記事でひろぴーさんご自身が紹介していますので併せてご一読ください。

■参考記事:みんなのFX×ひろぴータイアップレポートをちょこっと公開します。

さらにトレイダーズ証券みんなのFXはユーロ円、ユーロ米ドルのスプレッドが業界最高水準です。是非チェックしてみてください。

是非、この機会にレポートをゲットして、ユーロ相場でも利益を手にして頂けたらと思います。

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今回は以上です!それでは、また!

John