軍資金10万円を用意し大統領選挙でVIXを取引してみた結果

こんにちは、最近怪しいバイナリーの人とやり取りをしているくみちょーです。

LINEで15通ほどやり取りした後に、素人なんだと気が付きました。
世の中にうまい話ってないですね。

さて、米国大統領選挙から1週間が経過し、ドル円やNYダウの上昇が止まりません。
自分はこの上昇にまずまず乗れてまして、120円くらいまで行くんじゃないかと妄想しているのですが。。それはまた別のところで。

今回は大統領選挙の前に、VIXの記事(アメリカ大統領選は大きな投資チャンス?!トランプ支持率上昇の陰で急騰する金融商品「VIX」とは?)を読んで、大統領選挙当日にVIXの取引を行いましたので、そのことを書きたいと思います。

実は普段からVIXETFレバ2倍は取引しているのですが、そちらはNYに上場しているETFのCFDのため、日本時間に売買することができないのです。
参考:VIX指数(恐怖指数)とは。VIXを取引する。

なので、今回初めて日本時間8時からNYクローズまで取引できるVIXを大統領選挙トレードとして選びました。

VIXは勝率の高い金融商品

結論から言うと、この取引では100%以上のパフォーマンスを出すことができました。
初めて取引する商品だったために、投資資金は10万円しか用意しませんでしたが、悔しいの一言につきます。

このVIXという金融商品は非常に勝率を高くすることができ、今回のような危機的相場で効果を発揮します。

今後も年に2,3度訪れる暴落に備えて、VIX取引の有効性について説明しておきたいと思います。

ポイントは以下の2つです。

・基本的に価格が上がったら元に戻る
・VIXレバ2倍ETFは商品の性質上下がり続ける

このことから、買いは短期、売りは中期での売買が基本となります。

詳しく説明していきましょう!

基本的に価格が上がったら元に戻る

VIX指数は別名恐怖指数と呼ばれ、リスクオフになると価格が上昇し、リスクオンになると価格が下がる商品です。

2005年からの長期チャートをご覧ください。 VIX指数月足 平時は12~16程度で推移するVIX指数。

この指数の最高値は、89.53とリーマンショックが発生した年の20008年10月15日です。
その他では、欧州の金融危機で40程度。チャイナショック程度では30をやっと超えていけるレベルまで上昇します。

しかし、基本的にブレグジットや日経平均が1か月で2,3000円下落する程度のショックであれば30を超えるところまでは上昇しません。そして、2,3か月もすれば15程度に下落してしまうというそういう商品なのです。

なので、基本的に売り続ければいつかは勝てるのです。

この商品は、オプションとともにリスクヘッジのために世界中の機関投資家が保有する商品としても知られており、事実、大統領選挙の10日ほど前からゆっくりと上昇に転じておりました。

トレードを行うとすれば、やばそうなイベントがあれば機関投資家やファンドがポジションをとって来るので、その波に乗り、イベントのピークで売り払うというのがセオリーとなります。

例えブレグジットが発生しようが、トランプ候補が勝利しようが、イベントのピークではヘッジポジション外しが出るので、どうしても価格は下落してしまいます。 VIX指数週足 ね!
冒頭でおいしい話は無いと書きましたが、これはなんだかおいしい話に思えてきましたよね!

VIXレバ2倍ETFは商品の性質上下がり続ける

次にVIX指数と連動しており、レバレッジが2倍効いているVIXレバ2倍の説明です。
現在、GMOクリック証券では『米国VIブル2倍ETF』と名称が変更されています。

この商品をうまく使いこなすことができると、資産は飛躍的に上昇します。

これはただVIXの2倍変動するという商品でだけでなく、時間的価値が減少するという性質を持っています。

この説明をすると難しいことと、膨大な長さが必要となるので、日々価値が下がり続ける金融商品とだけ覚えておいてください。土日をまたぐだけでも、価値は減少してしまいます。
(参考:VIX指数(恐怖指数)とは。VIXを取引する。

長期チャートをご覧ください。一目瞭然です。 VIXレバ2倍月足
はい、最高値は2,447,999ドルですね。 もはやここに戻るとしたら、地球に隕石でも落下して吹き飛ぶ事態にでもならないと無理でしょう。

なので、この商品はで利益を上げるオーソドックスな投資方法としては、リスクオフの事態になった時にセリングクライマックスを待ち、そこで打診売り。
投資家心理が好転し始めると、売り増しを行うこと。これで、かなりの確率で大きな利益を上げることができるのです。

すでに価格は10ドルを切ってしまう勢いですので、もう少しすると株式分割の反対の株式併合を行い、理論的に価格を上昇させる可能性もありそうですね。
(※投資家のポジションは半分になりますが、理論的に損失は発生しません。)

大統領選挙当日のVIXトレード

では、VIXでデイトレをする1つの例として、大統領選挙当日の取引を書いていきます。

まず、前週にヒラリー氏のメール問題が出ていました。 これは大統領選挙当日までに結果が出ないといわれていたので、有罪で一段と跳ねるリスクは少ないと判断。
軽くVIXレバ2倍ETFを売り、週明けの下窓をゲットしました。

大統領選挙当日は、トランプ氏の優勢が報じられると跳ねるリスクがあるものの、開票の地域から一度は下がると予想し、軽くショート。下がったところで、資金の3分の1ほどを使いひらすら買い。20を突破したところでは、どこまで上昇するかわかりませんでしたので、勝利速報が出るまでホールドしました。

12時を超えて23に達した時には、1日の上昇率は40%を超えていました。
ここでワシントンポストがトランプ氏勝利を出したので、ドテン売りへ。一度2ドル近く大きく下落したものの、再び上昇した際に他の複数メディアもトランプ氏の勝利を報道。

ここでイベントのピークを確信し、売り増しを行いました。
その後は欧州が始まるまで、下がり続け、トランプ氏の勝利演説を好感すると一段と下落。
仕上げに、夜のNYでVIXレバ2倍の下落をとり、パフォーマンスは約150%ほどとなりました。

テクニカル的にも水平線を引いていればかなり分かりやすく機能しましたので、非常にやり易い取引だったと思います。

VIXは10枚約3,400円から取引でき、1ドルの値幅を取れると1,100円の利益となる計算(1ドル110円換算)です。
例えば、大統領選挙当日に23ドルで100枚ショート(投資資金3万4千円)し、15ドルで閉じた場合の値幅は8ドルです。

この時は、1ドル105円換算だったために、利益は8万4千円となります。

利益は値幅8ドル × 1ドル105円 × 100枚 = 8万4千円

取引の明細を上げようと思ったのですが、CFDは明細のまとめがうまく掲載できませんでしたので証拠画像はありませんが、こんな感じで比較的簡単に利益を上げることができます。

正直、毎日取引するような金融商品ではないですが、年に何度か爆発的に資産を増加させることができるのがVIX指数の取引です。

直近では、12月4日(日)にイタリアの国民投票がありますので、ここで大きな効果を発揮しそうです。

おいしい金融商品であるVIXへのトレードに、是非チャレンジしてみてください!

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ABOUTこの記事をかいた人

FX歴2009年~、株歴2015年~。その他、CFD、商品、オプション、仮想通貨まで幅広く取引しています。金融メディア勤務で数多くの個人投資家ネットワークに参加。機関投資家から億トレまで、多くの投資家から得た知識を展開していきます。