3月末といえば株主優待権利取りのシーズンですよね。

3月の株主優待は800銘柄以上と１年で優待銘柄が最も多く、信用のクロス取引を利用して株主優待ただ取りをする人も多いと思います。

今年の場合は3月27日（火）が株主優待権利付き最終日ですので、その日に株式を保有していれば株主優待がもらえます。

ただ今年は権利付き最終日が火曜日なので、信用クロス取引を利用する人は注意して下さい。

最終日が火曜日という事は

逆日歩が３日分かかります。

３日分逆日歩がかかりますので、逆日歩で爆死しないように注意して下さい。

ちなみに2017年の3月も権利付き最終日が火曜日だったので、逆日歩で爆死した銘柄が何個かありました。

4712 KeyHolder　　　 84,000円　　22000円相当の優待

9850 グルメ杵屋　 　　36,000円　　1万円相当の優待

7616 コロワイド　　　 30,750円　　 1万円相当の優待

2705 大戸屋HD 　 　　10,500円 　　2500円相当の優待

9943 ココスジャパン　10,560円　　1000円相当の優待

これらの銘柄は完全に死亡、またサンリオ（8136）やJALUX（2729）、シダックス（4837）なども高額な逆日歩がかかりました。

ただ全体で見れば波乱はあまりなかったという印象がします。やはり逆日歩3日分という事で株主優待取りを諦めた人も結構いたようですね。よって今年の3月も積極的に優待取りをした方がいいと思います（ただし過去に爆死した銘柄を外すなど銘柄選択はしっかりして下さいね。）

ちなみに高額な逆日歩を避ける方法は

一般信用の売りを利用する

一般信用取引を利用すれば高額な逆日歩を避けることが出来ます。ただし一般信用の売りは証券会社によって取り扱い銘柄や利率が異なりますし、人気の銘柄だとすぐに在庫切れとなってしまうので、その点は注意して下さい。

一般信用が出来ない銘柄であれば、あとは銘柄選択を慎重にするしか逆日歩死亡を避ける方法はありません。

避けた方がいい銘柄としては

・昨年高額な逆日歩になった銘柄

・株価が低位の銘柄（200円以下）

・時価総額の小さい銘柄

・飲食、レストラン系の銘柄

・浮動株が少ない銘柄

・貸し株注意喚起の銘柄

これらの銘柄は逆日歩死亡の可能性が結構あるので、注意して下さい。昨年の3月権利付き最終日の逆日歩についてはネットを使えば簡単に調べられます。

ちなみに過去に爆死した危険銘柄としては

4712 KeyHolder（旧アドアーズ）　
9850 グルメ杵屋　
7616 コロワイド　
2705 大戸屋HD 　
9943 ココスジャパン　
2729 JALUX
4837 シダックス
2669 カネ美食品
7550 ゼンショー
8153 モスフード

これらの銘柄は要注意ですね。もちろん必ず高額な逆日歩になるというわけではないので、チャレンジするのもありですね。

私は今年は飲食、レストラン系の株主優待は避けてANA、JAL、電鉄、JPXなど手堅く取りに行く予定です。あとはカタログギフトがもらえる銘柄も飲食と比較して逆日歩のリスクは低いので、狙い目だと思います。

3月は株主優待取りのチャンスです。爆死に注意して優待ゲットして下さい。

最後に一般信用取引でおススメのカブドットコム証券を紹介します。

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