3月末といえば株主優待権利取りのシーズンですよね。
3月の株主優待の銘柄は740以上と1年で1番株主優待取りが出来る銘柄が多く、信用のクロス取引を利用して株主優待ただ取りをする人も多いと思います。
今年の場合は3月28日(火)が株主優待権利付き最終日ですので、その日に株式を保有していれば株主優待がもらえます。
ただ今年は権利付き最終日が火曜日ですので、信用クロス取引を利用して株主優待を取得する人は注意して下さい。
最終日が火曜日という事は
逆日歩が3日分かかります。
3日分逆日歩がかかりますので、逆日歩で爆死しないように注意して下さい。
高額な逆日歩を避ける方法は
一般信用の売りを利用する
一般信用を利用すれば高額な逆日歩を避けることが出来ます。ただし一般信用の売りは証券会社によって取り扱い銘柄や利率が異なりますし、人気の銘柄だとすぐに売り禁止となってしまうので、その点は注意して下さい。
一般信用が出来ない銘柄であれば、あとは銘柄選択を慎重にするしか逆日歩を避ける方法はありません。
避けた方がいい銘柄としては
・昨年高額な逆日歩になった銘柄
・時価総額の小さい銘柄
・飲食、レストラン系の銘柄
・浮動株が少ない銘柄
・貸し株注意喚起の銘柄
これらの銘柄は逆日歩爆死の可能性が結構あるので、注意して下さい。
昨年の3月権利付き最終日の逆日歩についてはネットを利用すれば簡単に調べられます。
ちなみに昨年高額な逆日歩になった銘柄は
カネ美食品(2669) 3000円の商品 逆日歩 5760円
大戸屋HD(2705) 2500円の食事券 逆日歩 4400円
電算(3640) 4000円のギフトカード 逆日歩 4160円
昨年は最終日が月曜日でしたので、取られる逆日歩は1日分でした。今年は3日分かかりますので要注意です。
ちなみにカネ美食品は昨年9月の株主優待でも逆日歩3日分で16800円と大爆死した銘柄ですので、避けた方が無難だと思います。
また以下の銘柄も過去に爆死したケースがあるので注意して下さい。
・日本ハム(2282)
・ゼンショー(7550)
・コロワイド(7616)
・モスフード(8153)
・ココスジャパン(9943)
これらの銘柄は要注意ですね。
特に危険なのがゼンショー、コロワイド、モスフードの3銘柄です。この3銘柄は危険度が高いです。
もちろん必ず高額な逆日歩になるというわけではないので、チャレンジするのもありですね。
私は今年は飲食、レストラン系の株主優待は避けてANA、JAL、電鉄など手堅く取りに行く予定です。あとはカタログギフトがもらえる銘柄も飲食と比べれば逆日歩のリスクは低いので、狙い目だと思います。
3月は株主優待取りのチャンスです。爆死に注意して優待ゲットして下さい。