3月は1年間で最も株主優待が充実している月です。3月決算の企業で株主優待がもらえる企業は740以上。これだけ多いと株主優待初心者はどの株主優待をゲットしたらいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は株主優待初心者の人向けに3月優待人気ランキングNO1、ANA(全日空)株主優待券の魅力を紹介したいと思います。
まずはANA(全日空9202)株主優待券の内容紹介から
ANAの片道運賃が50%割引になる優待券が3月と9月の年2回もらえます。
ANA(9202)の株価340.6円(3月3日終値)
必要投資額 約34.1万円
株主優待の内容紹介
◎株主優待割番号ご案内書:片道運賃50%割引(×年2回)
・1,000株 … 1枚
・2,000株 … 2枚
・3,000株 … 3枚
・4,000株 … 4枚
(4,000株以降は+2,000株ごとに1枚増えます※1万株まで)
・1万株 … 7枚
(1万株以降は+4,000株ごとに1枚増えます)
・100万株 … 254枚 + 100万株超過分8,000株毎に1枚
となっています。
そしてANA株主優待券が人気の理由は
1 金券ショップやヤフオクなどでいつでも売れるなど、換金性が高い
2保有株数が増えるともらえる株主優待券の枚数が増える
3 流動性が高い株なので、株主優待クロス取引で死亡する可能性が低い
これがANA株主優待券の人気の理由です。
人気の最大の理由が換金性が高い事です。
ANA株主優待券は金券ショップやネットオークションでいつでも売れます。値段は1枚2500円~4000円程度で、シーズンにより値段は変動します。
そして保有株が増えるともらえる枚数が増えるのも人気の理由です。株主優待は保有株数に関係なく一律という会社も多いのですが、ANAの場合は保有株数によりもらえる優待券の枚数が異なります。
そして最後に、ANAは流動性が高い株なので、優待クロス取引で死亡する可能性が低いのも魅力です。
株主優待クロス取引では3000円の株主優待を取るために逆日歩を3万円取られたというような死亡事故がたまに発生しますが、ANAの場合は流動性が高いので死亡事故が起こる可能性は低いです。(過去にはANAでも高額な逆日歩になったこともあるので、死亡事故になる可能性は0ではありません)
最後にANA株主優待券を売る場合ですが、先ほども書きましたがANA株主優待券の価格はシーズン毎に異なります。お盆など飛行機の需要が高くなるシーズンは株主優待券の価格が高くなり、優待券が発行される前後の5月下旬や11月下旬は優待券が安くなります。
個人的にはお盆前の7月下旬か秋のシルバーウイークの前あたりが売り時だと思います。
ANA株主優待券は換金性が高く魅力のある株主優待です。今年から株主優待デビューをする人は優待人気NO1のANAの株主優待を是非ゲットして下さい。