お疲れ様です。サラリーマントレーダーのJohnです。
最近いかがお過ごしでしょうか?
投資先としての金融商品は様々ありますが、どの金融商品のトレードでも変わらずに大切なのがチャート分析ですよね。
今日は私がチャート分析を学ぶ上で大変参考にしているバカラ村さんのDVDについて紹介します。
バカラ村さんってどんな人?
バカラ村さんは日本人の専業トレーダーです。
バカラ村さんは国際テクニカルアナリスト連盟の認定テクニカルアナリストという肩書きも持っていて、FX会社のセミナーやコラムを執筆しているほどの方です。
しかし、すごいのはそれだけじゃありません。
バカラ村さんが凄いのは世界で実際に実力が証明されている数少ないトレーダーだという点です。
バカラ村さんを一躍有名にしたのがロビンス・ワールドカップでの優勝です。
ロビンス・ワールドカップとは1984年からアメリカのロビンス・トレーディング社が主催しているトレードバトルの大会です。
なんとバカラ村さんはロビンス・ワールドカップ2015年大会の優勝者なんです。
大会の内容は至ってシンプルで、参加者は1年間の投資成績を競うというものです。
少し話が逸れますが、このロビンス・ワールドカップの存在を一躍有名にしたのがラリー・ウィリアムズです。
ラリー・ウィリアムズは現在でも世界的なトップトレーダーで、トレードをやっている人であれば一度は耳にしたことがあると思います。
彼が考案するオシレーターの「ウィリアムズ%R」は各FX会社でも導入され、トレーダーの中にも多くのファンがいます。
ラリー・ウィリアムズはこのロビンス・ワールドカップにおいて、スタート時に1万ドルだった資金をなんと114倍の約114万ドルへ増やすという前人未踏の記録を作り1987年の大会で優勝しました。
前置きが長くなってしまいました(汗)
そのロビンス・ワールドカップで2015年に優勝したのがバカラ村さんなのです。
つまりバカラ村さんはトレーダーとしてレジェンド級のラリー・ウィリアムズと同等の実力を備えた専業トレーダーという訳です。
ここまで聞いてバカラ村さんのDVDを観たくなりませんか?
今回はそんなバカラ村さんのDVD「新しいダイバージェンス FXトレードの実践」について紹介したいと思います。
ダイバージェンスとは?!
ダイバージェンスって何?という方はダイバージェンスについて以前取り上げた記事がありますので、参考として併せてご覧ください。
■参考記事:MACDの使い方。第2話。
この記事でも軽く説明します。
ダイバージェンスというのは価格とテクニカル指標の逆行現象のことを指します。
例えば、ローソク足が上昇していてもMACDやRSIといった指標は下がっているというような状態です。
ダイバージェンスが見られた場合にはそれまでのトレンドが変化する兆しとなる場合が多いです。
なお、バカラ村さんのDVD内ではダイバージェンスに信頼度に関して以下のように触れています。
≪信頼性の高いダイバージェンス≫
(1) オシレーター系:MACD>RSIやストキャスティクス
(2) 通貨ペア:米ドル円など揉み合いになり易い通貨ペア
(3) 時間足:日足>4時間足>1時間足
(4) 市場:市場の流動性が低下する時間帯(日本時間で言えば早朝3時以降など)は馴染まない
上記参考にしてダイバージェンスを探してみると良いでしょうね。
さて、そんなダイバージェンスも実は2パターン存在します。
それが通常のダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンス(隠れたダイバージェンス)です。
ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスの違い
ダイバージェンスは先ほどのチャートのような状態です。
≪ダイバージェンス≫※上昇トレンド時
(1)トレンド系(ローソク足)の高値の推移(高値切り上げ)
(2)オシレーター系(RSIやMACDなど)のヤマの上辺の推移
通常、(1)(2)を比べた時に逆行現象が起きているとダイバージェンスな訳です。
しかし、それとは別にヒドゥンダイバージェンスはこのようになります。
≪ヒドゥンダイバージェンス≫※上昇トレンド時
(1) トレンド系(ローソク足)の安値の推移(安値切り上げ)
(2) オシレーター系(RSIやMACDなど)の山の下辺の推移
ヒドゥンダイバージェンスはこの(1)(2)の逆行現象が起きている状態を指します。
具体的にヒドゥンダイバージェンスのチャートを見てみましょう。
ヒドゥンダイバージェンスは上昇トレンドの場合、このような形になります。
それでは、普通のダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスはどういったシチュエーションに出現しやすい現象なのでしょうか?
その点を、バカラ村さんはDVD「新しいダイバージェンス FXトレードの実践」で触れています。
ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスの使い方
バカラ村さんのDVDではDVD末尾でセミナー参加者との質疑応答まで収録されていますが、そこでのやり取りで以下の点に触れています。
「ダイバージェンスはエグジットへ活用でき、ヒドゥンダイバージェンスはエントリーへ活用できるということでしょうか?」
この質問に対して、「その通りだと思います」とバカラ村さんは回答しています。
つまり、どのようなシチュエーションでダイバージェンスやヒドゥンダイバージェンスが発生するかをまとめると以下のようになります。
≪ダイバージェンスが発生した場合≫
トレンド転換(トレンド終了)時に発生する傾向が強い
=ダイバージェンスを発見したらエグジットを検討する
≪ヒドゥンダイバージェンスが発生した場合≫
トレンド発生(トレンド強化)時に発生する傾向が強い
=ヒドゥンダイバージェンスを発見したらエントリーを検討する
けれども、このような現象を発見したからすぐにエントリーする、すぐにエグジットするなど繰り返すと失敗しますね。
それは、あくまでダイバージェンスなどのシグナルが“今後の相場が変化する可能性“に過ぎないからです。
それでは、どのように活用したら良いのでしょうか?
ダイバージェンスの確率を上げる方法
ダイバージェンスやヒドゥンダイバージェンスを見つけたとしても、それはあくまでトレンド転換や今後のトレンドが強まる“可能性がある”という状態に他なりません。
そのため、ダイバージェンスが見て取れたからすぐにエグジットしたり、ヒドゥンダイバージェンスが見られたから焦ってエントリーする必要はありませんし、そうした飛び乗り・飛び降りを繰り返していると結局、勝率を高めることは難しいと思います。
それでは、ダイバージェンスのシグナルの確率を高めるにはどうすれば良いのか?
その点についてもバカラ村さんはDVD上のセミナーでも触れています。
DVDセミナー中の資料のスライドです。
これはユーロ円・ポンド円・豪ドル円といったクロス円の3通貨ペアで同一時間足を見比べた時に揃ってダイバージェンスが発生している状態です。
おそらく、米ドルカナダドル・豪ドル米ドル・NZドル米ドルなど他の基軸通貨ストレートに置き換えても同様でしょう。
このように通貨ペア間の他にも、時間足間や市場間を通じてダイバージェンスが発生している状態であれば、判断の確率を高めることができると思います。
そうすることで“(今後のトレンド転換やトレンド強化の)可能性がある”から“可能性が高い”というレベルまで昇華できるかと思います。
是非、ダイバージェンスやヒドゥンダイバージェンスを探すときには1つ見つけて満足して判断するのではなく、複数の側面から探してみて判断材料に役立ててみて頂ければと思います。
その方が、間違い探しみたいで楽しいかも知れませんね(笑)
バカラ村DVDレビューまとめ
ダイバージェンスにも様々な種類や見かた、活用方法があることがこのDVDから学ぶことができました。
また、今回のDVDでバカラ村さんの理路整然とした語り口も非常に分かりやすく感じましたのでバカラ村さんの他のDVDも観てみたいと思います。
また、最近始まった有料メルマガ「バカラ村のFXトレード日報!」の購読もはじめましたので今後はそちらを紹介したいと思います。
ここまで行くとただのファンみたいな感じですが(笑)
あと最後に、バカラ村さんはトレイダーズ証券でセミナーも行っています。
(トレイダーズ証券ホームページより)
この記事で興味を持って頂いた方は、トレイダーズ証券で無料でセミナーを受講できるようなのでそちらからチェックしてみても良いかも知れません。
口座をお持ちでない方は是非この機会にご検討ください。
当サイト限定タイアップキャンペーンも実施中なのでおトクです
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なお、ZAI FXでつい先日からバカラ村さんの有料メルマガ「FXトレード日報!」が開始されました。
有料メルマガに興味がある方は以下のページも併せてご覧ください。
それではまた!
サラリーマントレーダーJohn