どうなるビットコイン！チャート分析から見る今後の相場

お疲れ様です。サラリーマントレーダーJohnです。

仮想通貨の下落が止まりません。

いつものように先月のビットコイン円の値動きをチャートで振り返ってみましょう。

ビットコインは底堅く推移

(※BTC/JPY日足チャート　GMOコイン仮想通貨FXチャート)

いまから約1カ月前の7月中旬、ビットコイン価格は70万円前後を推移していました。

■参考記事：リップル(XRP)の投資に妙味？直近の仮想通貨相場の考察

その後ビットコインの価格は上昇し、一時は90万円台まで到達しました。

しかし、100万円に到達する目前の94万円台で反転下落し、8月15日時点ではレンジ下限の65万円前後で推移しています。

今後の動向ですが、過去のチャートのポイントを見る限りでも65万円前後がひとつの分かれ目に位置しているように思います。

反転上昇する場合には75万円をターゲットに、下落の場合には60万円がターゲットになりそうな印象です。

しかし、中期的なレンジ下限となっている65万円を下へ抜けるようであれば一時的に急落する可能性もあるのではないかと見ています。

現物や仮想通貨FXにおいてロングのポジションを持っている方は注意して見ておくべきでしょう。

なお、仮想通貨FXってなに？という方は以下の記事で詳しく説明していますので、本記事と併せてご覧ください。

■参考記事：仮想通貨FX・口座開設方法

仮想通貨はなぜ下落？

昨月は一時ビットコインは再び100万円台を目指すいきおいがありました。

けれども、100万円台への復帰は叶いませんでした。

一体、何が原因だったのでしょうか？

ビットコイン価格下落の原因は、かねてより米国証券取引委員会（SEC）へ申請されていたビットコインETFの取り下げです。

申請者はウィンクルボス兄弟です。

ここでウィンクルボス兄弟の紹介を少し。

ウィンクルボス兄弟とは1981年アメリカ生まれの双子の兄弟で名をテイラー・ウィンクルボスとキャメロン・ウィンクルボスと言います。

彼らはハーバード大学卒業であり、大学時代は世界的な企業Facebook生みの親であるマーク・ザッカーバーグとの親交がありましたが、彼らはFacebookのアイディアを盗用されたとしてFacebookへ訴訟を起こして勝利し、70億円以上の賠償金を手にしたことでも知られています。

この賠償金を元手にビットコインへの投資を行ったウィンクルボス兄弟は仮想通貨の世界でも成功をおさめ、2018年にフォーブスが発表した世界の仮想通貨に関する長者番付では4位となるなど仮想通貨界隈では知らない者はいないほどの有名人となりました。

ウィンクルボス兄弟は自身の知見を活かしてビットコインETF(※ETFは上場投資信託と言い、ビットコインの値動きに連動した指数を現物株式と同じように売買できる金融商品)にいち早く取り組み、過去にもSECへ申請を行って拒否された経緯がありました。

そして、今回SECへは再申請を行っていましたが、再び否認されたことにより、投資家は落胆しビットコイン価格が下落したと考えられています。

確かにビットコインETFが承認された場合、そのETFという商品売買の手軽さからかなりのすそ野が広がることが予想されますので、ビットコインETFが再びSECに拒否されたことを考えると投資家の落胆の大きさも頷くことができます。

しかし、John個人的にはウィンクルボス兄弟がこれで諦めることは無いようにも思いますし、「3度目の正直」という可能性も大いにあるのではないかと考えていますし、今回の下落の大きさを加味すると正式に承認された際の市場へのインパクトも大きいものになりそうな気がしていますので、是非、前向きに捉えたいと思います。

ただ、短期的には60万円のラインを下へブレイクする可能性もあるため、現時点でビットコインへの投資を考えるならば上下2方向の可能性を考えておく必要がありそうです。

上下両相場で儲けるチャンスがあるGMOコイン

GMOコインは東証一部上場のGMOインターネットグループの会社であり、既に金融庁登録(※関東財務局長第00006号)も受けています。

また、サービスは「仮想通貨現物売買」と「仮想通貨FX」の２種類があります。

「仮想通貨現物売買」はその名の通り、仮想通貨の現物(ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップル、ライトコイン)の売買を行うことができます。

そのため、例えば、現時点でのレンジ相場下限で買って逆張りしたいと考える方にオススメです。

また、「仮想通貨FX」については現物ではなく差金決済取引となります。

レバレッジを効かせることで少ない資金で大きな金額規模の売買を行うことができます。

さらに相場の下落を予想する場合には「仮想通貨FX」で売り(ショート)でエントリーすると収益を狙うことができます。

上下両相場に備えるためにもケースによって上手く使い分けることをオススメします。

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