コインチェック事件がマネックスの買収により終着。
参考:コインチェックがマネックスグループに買収!どうなる?今後の仮想通貨 ビットコインも100万円を回復し、市場は明るくなってきたように思えます。
今回は、まだ仮想通貨へ投資を行っていない人、投資初心者へ向けて仮想通貨まとめコラムを2部に分けて書いていきたいと思います。
- 仮想通貨を取り巻く現状
- 2017年のおさらい
- 仮想通貨で収益をあげるために必要な知識
- 2018年の仮想通貨市場のテーマ
- 今後の展望
1.仮想通貨を取り巻く現状
仮想通貨市場を取り巻く状況は2018年早々に悪化。
ビットコイン価格は半減し、リップル、ライトコインなどの主要アルトコイン価格は3分の1~8分の1ほどにまで下落しました。
一時80兆円を超えていた仮想通貨全体の時価総額も一時は30兆円までに下落。しかし、4月からの仮想通貨の価格上昇で記事執筆時点では45兆円程度まで回復してきました。
ちなみに、時価総額の内訳は以下。
ビットコイン(BTC):37%
イーサリアム(ETH):15%
リップル(XRP):7.5%
ビットコインキャッシュ(BCH):5.5%
ライトコイン(LTC):2%
ネオ(NEO):1.3%
イオタ(IOTA):1.3%
ダッシュ(DASH):1%
その他:29.4%
ビットコインの存在感が際立っていますね。
法定通貨の売買比率を見てみると日本円での売買がダントツ。
いかに日本で仮想通貨の人気があるか分かりますね。
この売買代金の8割はbitFlyerのFXなのですが、ここまで大きな比率を占めるとなると、bitFlyerFX価格がビットコイン価格を先行するといっても過言ではないかもしれません。
さて、ビットコインの取引高が低迷しているというニュースもありますが、実際はBTCでみると取引高が減っています。
ただ、ビットコイン価格は2017年1月から最大23倍にまでなっています。売買代金で見ると、むしろ10倍程度に名で上昇していることとなります。つまり、このニュースはにわか仮想通貨解説者による残念な見解だと結論付けられます。
仮想通貨業界ニュース
【グローバル】
- 世界的な仮想通貨規制
- 中国の仮想通貨取引規制、マイニング規制
- 米国では取引所の運営は州ごとに登録が必要
- スイスはICO基準を定めヨーロッパでは先行して法整備中
- G20内ではドイツ、フランスが率先して規制に乗り出し
⇒7月を目途に国際的な仮想通貨取引の枠組みを選定
【国内】
- 仮想通貨交換業者の規制、登録の厳格
- 化仮想通貨交換業者への申請法人は100社以上に
2.2017年のおさらい
様々なニュースがあった2017年ですが、ビットコインの主要ニュースをチャートに掲載してみましょう。
中国の取引所規制やハードフォークなどマイナスなニュースもありながら、最終的に口座数急増と新規マネーの爆発的な流入により価格は急騰しました。
ビットコインの価格はいかに需給バランスが重要になるかが分かりますね。
3.仮想通貨で収益をあげるために必要な知識
仮想通貨の取引には当然相場の知識やチャートの読み方、投資家心理を知ることが大切です。
そして、仮想通貨にしかない独自のイベントやニュースを知っておく必要があります。
【仮想通貨市場に影響を与えるイベントなど】
- ブロックチェーン、仮想通貨関連イベント
- 法規制状況、各国当局の動き、要人発言
- 新規取引所、企業の参入状況
- ハードフォーク、ソフトフォーク情報
- マイナー、ハッシュパワー状況
- アルトコインの取り扱い状況
※『仮想通貨』と『投資』の知識、両方が必要
第一部はここまで。
残りの『2018年の仮想通貨市場のテーマ』と『今後の展望』は2部をご覧ください。
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