お疲れ様です。サラリーマンFXトレーダーのJohnです。
いやー。昨日7月8日発表の米雇用統計ご覧になりましたか?
予想18.0万人に対して結果28.7万人でした。加えて昨日発表数値も改訂されたんですが、そちらは3.8万人→1.1万人となりました。この数値の乖離具合ってどないやねん!書類か何かが滞っていたんでしょうか?しかし、予想を大きく上回る数値ではありましたが、大きく米ドル高/円安へ触れもせず、今後の方向性も定まらずという具合でした。
なので、今日はFXではなくCFDの紹介をしたいと思います(笑)
今日は銀スポットです。
銀スポットって何?
銀スポットとは、FXと同様、ほぼ24時間取引が可能なCFDです。現物であれば銀地銀を購入し自身で保管することも可能ですが、銀スポットの場合、指数取引となりますので現物は手に入りません。逆に言うならば、銀スポットとは現物保有のリスクなく銀価格の上下動を推測して売買収益を得る事が出来ると言えるでしょう。銀スポットはFXと同様にレバレッジを活用して売買が可能ですので、少額から取引が可能です。この記事を執筆している2016年7月10日時点で1ロットあたりの必要証拠金は1,016円となっています。
■1ロットはFXでいう1000通貨みたいなものです。よって銀が1ドル(100pips)上昇すると1ロットあたりおよそ1000円の利益です。(1ドル=100円換算)このように覚えて頂ければと思います。XAG/USD=20.25ドル(7/10現在)という通貨ペアとして認識して頂いても良いかと思われます。
銀の特長とは?
銀は、歴史上は金と同様にその希少性から世界各地で主要通貨として利用されてきました。しかし、現在では産出量も増加したため金ほどの希少性はなくなっています。しかし、銀は様々な形状に加工し易い利便性の高さに加え、貴金属の中ではトップクラスの熱伝導率、電気伝導率を誇るという特徴を持っているため、宝飾品や通貨の他の工業用素材として非常に高い需要があります。具体的には銀は太陽光発電の工業用素材の他、近年では医療品分野でも需要が高まりつつあります。
それでは、直近での銀スポットの価格はどのようになっているでしょうか?
チャートを見てみましょう。
(※GMOクリック証券【CFD】プラチナチャート 銀スポット 月足チャート)
ご覧の通り、銀スポットは長い下落トレンドが続いていましたが反転し上昇基調に移りつつあります。2009年台からの月足チャートを見ると最安値は10ドル以下、最高値は50ドル近辺となっているところを見ると、ここ7年くらいでは現状の20ドル台の水準は比較的割安感を感じます。
銀スポットは投機対象になり易い?過去の急騰&急落の歴史
銀については歴史上2つの大相場があると言われます。その点について振り返ってみます。
1979年~1980年に起きた“ハント相場”
貨幣とともに工業用としても広く利用されていた銀相場が金相場と比べて安価だった点に着目したハント兄弟が銀の買占めを行って銀価格が高騰しました。価格は当時、50ドル近辺まで上昇しました。しかし、銀は一般家庭でも銀食器のような需要があり流通していたため、価格高騰に対して一般家庭から銀食器等を買い入れて鋳つぶして利用するなどの市場供給が図られ銀価格は暴落し、ハント相場は終わりました。
2011年の“太陽光バブル相場”
銀は貴金属の中でもトップクラスの熱伝導率、電気伝導率を誇る点は先ほど触れました。その点の需要が高まったのが、太陽光発電需要の高まりです。直近では値下がりしているものの原油等の価格高騰に伴う火力発電のコスト増、そして東日本大震災に伴う原子力発電の危険性へのリスクから、安心と安全性を兼ね備えたエコ・エネルギーである太陽光発電に対しての注目度が増しました。その結果、再び銀価格が高値となりました。
ただ、2011年につけた高値を最後にその後は長い下落トレンド入りしており、価格は役4分の一程度まで下がりました。現在は反転傾向とはいえ、価格の上下の幅が非常に大きいため、銀スポットの値動きの大きさ、速さに対しては投資を行う上で注意しておきたいポイントと言えるでしょう。
銀スポットがトレードできるGMOクリック証券CFDはキャンペーン実施中
いまならキャッシュバックキャンペーンもやっていますので、その内容を以下へ整理しておきますね。
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【キャンペーン金額】口座開設完了+取引
【キャンペーン期間】2016年6月1日(水)~2016年8月31日(水)
【キャンペーン内容】キャンペーン期間中、GMOクリック証券CFD口座を開設し、 開設月の翌月末までに規定回数を取引することで、規定金額(1,000~3,000円)キャッシュバック。
銀スポットへ興味がわいた方はこのタイミングで口座を開設してみてはいかがでしょうか?GMOクリック証券CFDでは銀スポットの他に金スポットや原油などは様々な指数を取り扱っています。特にコモディティ関連銘柄は為替との連動性も強く、値動きを把握するだけでも大いに為替相場の判断材料とすることが出来ると思います。すぐのCFD取引開始でなくとも、口座を持っておいてコモディティ関連銘柄のチャートをチェックして置かない手は無いと思います。
(☆過去の金スポットについての記事はコチラをご覧ください)
銀スポットまとめ
チャートだけ見れば直近は上昇トレンドへ転換したようにも見え、買い時とも言えるかもしれません。ただ、銀のマーケットは金などと比べると小規模ではあるため、値動きが大きい点も特徴です。従って大きな利益を上げる事が出来るチャンスもありますが、銀スポット相場へ臨む場合には適切な資金管理、リスク管理も必要だと思います。興味をもって頂いた場合には、是非、この機会に、銀スポットのようなFX以外の商品へも注目してみてはいかがでしょうか?
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※キャンペーン詳細はGMOクリック証券ホームページにて必ずご確認ください。
以上。