こんにちわ、ターボです。 ボリンジャーバンドの基本的な使い方コーナーになります。
僕は株トレーダーでもあるので、ボリンジャーバンドが大好きです。
FX取引をするときでも、欠かせないテクニカル分析の一つにしております。
ひろぴーさんと話をしていても、上級的な使い方をしているので、いきなり難しいボリンジャーバンドの説明を受けてもたぶん理解に苦しむでしょう。
ですので、その前にこちらの記事の基礎的なことを学んだ上で次のコラムに移ってくださいね!
■ボリンジャーバンドとは
ボリンジャーバンドとは、現在の為替レートが平均値からどのくらい乖離しているのか見定めることができるテクニカル指標です。
専門用語で言うと、統計学の偏差値に基づいて考案された指標になります。
指標はバンドの様相で、真ん中に平均値を示す基準線があり、上方向に3本の線、下方向に3本の線があります。
上方向3本の線は基準線から数えて1本目が+1σ(シグマ)、2本目が+2σ、3本目が+3σ、といいます。下方向の線は1本目が-1σ、2本目が-2σ、3本目が-3σです。
統計学に基づいている指標だけに、±1、2、3σにレートがおさまる確率が計算されています。
レートが±1σに収まる確率:68.26%
レートが±2σに収まる確率:95.44%
レートが±3σに収まる確率:99.73%
この確率を生かしてFX取引してしまいましょう! というのが、ボリンジャーバンド活用法なのです。
参考キャプチャになります。ドル円日足のボリンジャーバンドです。
■ボリンジャーバンドの活用法
ボリンジャーバンドを利用してどのようにFX取引をすれば良いのでしょうか?
じつは、意外にも簡単に利用できます。利用方法は基本的に2通りあるので、その2つを見てみましょう。
1.順張り売買方法
順張りとは、上昇または下降のトレンドが発生したときにトレンドに従って通貨を買う方法です。
バンドの線と線の幅が狭くレートがある程度落ち着いた動き(スクイーズ)をしていたものの、突如としてレート変動が起こりバンド幅が広がったとき(エクスパンション)、トレンド転換ととらえてレートが動いた方向にそって売買する方法になります。
トレード用語で、スクイーズからエクスパンション発生でトレンドが発生。
トレンドが継続している最中、ボリンジャーバンドのおおよそ±2σ前後でトレンドを発生しているとバンドウォーク中といいます。
レートが上昇したなら買い、逆に下降したなら売る。これが順張りによる売買方法です。売買時に、ボリンジャーバンドがどれほど拡大したかを確認します。
特にエクスパンションを開始する際はトレンドの初動になります。ローソク足がググっと、長めの実体を残したときほど確率が高いと思います。
しかし、ボリンジャーバンドはダマシも多く、トレンド発生に失敗することも、もちろんあります。
ひろぴーさんは、よくこのトレンドの初動が本物トレンドになるか、ならないかを見極めることに非常に長けております。
おそらく、そのうち記事にしてくれると思いますので、お楽しみにお待ちまちください(笑)
2.逆張り売買方法
逆張りは順張りの全く逆の売買方法です。通貨が買われすぎ、または売られすぎたとき、その後レートが見直されることを見込んで先に反対売買を行なう手法になります。
たとえば、ドル円レートが売られ勢いよく円高進行したとき、ボリンジャーバンドを見てみると、レートは-3σを越えています。
レートが-3σ以内におさまる確率は99.73%ですから、いずれレートが基準線に近づくだろうと予測するわけです。
そこで、ドル円を買う。
これが逆張り手法です。
ボリンジャーバンドの真髄である統計学を活用した売買方法になります。
ボリンジャーバンドを活用した売買は万能ではありませんが、多くのトレーダーが活用していることから、有効性が証明されている指標と考えて間違いありません。
ボリンジャーバンド逆張りトレード事例
ちょうど記事を書いていた時にユーロドルが+3σを超えた瞬間がありましたので、統計学に基づいてエントリーしてみました。
ラッキーでした。
ユーロドルをちょうど、+3σタッチした瞬間にショートエントリーを1万通貨してみました。
±1σは消しております。(見難いので。)
しばらくして下落したので1.0937で決済。+18pipsで2000円の利益でした。
株トレーダーらしく、逆張りトレードでした。タイミングさえあえば、本当に簡単にトレードできます。
ぜひ、お試しください。
上記のアプリは外為ジャパンのiPhoneアプリになります。
非常に使いやすく、スプレッドも非常に狭いFX会社ですのでおすすめです。
ご興味ありましたら、ぜひお使いください。